dt要素[HTML5]

<dt>…… 定義・説明リストを表す

<dt>タグは、定義・説明される言葉を表す際に使用します。例えば、定義用語・名前・何らかの説明をする際の説明の前半部分などです。
定義・説明リストを作成する際には、<dl>~</dl>の中に、<dt>タグで定義・説明される言葉を、<dd>タグでそれに対応する説明を配置してリストを作成します。

■HTML4.01からHTML5へのバージョンアップによる変更点

HTML4.01ではdt要素は定義語(definition term)を表す要素でしたが、HTML5では定義語だけに限定されておらず、説明される言葉(description term)という程度の意味になっています。 定義語リストを作成する場合には、<dt>~</dt>の中に配置する言葉を<dfn>~<dfn>で囲むことで、その言葉が定義語であることが明確になります。

以下の使用例は、定義語リストではありません。“よくある質問”のリストを作成したものですが、質問に<dt>、回答に<dd>を使用しています。

■HTML5での使用例

[html]
<article>
<h1>よくある質問</h1>
<dl>
<dt>このマンションでは、室内で犬を飼うことはできますか?</dt>
<dd>小型犬1頭に限り飼うことができます。申請が必要となります。</dd>
<dt>小型犬とはどの程度の大きさですか?</dt>
<dd>犬種ではチワワ・ポメラニアン・柴犬などです。</dd>
<dt>どのように申請するのですか?</dt>
<dd>管理事務所に申請用紙をご用意しています。</dd>
</dl>
</article>
[/html]

参考:http://www.htmq.com/html5/dt.shtml

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