<rt>…… ルビのテキストを指定する
<ruby>・<rt>・<rp>は ルビをふる際に使用します。
<rt>はRuby Textの略でルビのテキストを、 <rp>はRuby Parenthesesの略でルビのテキストを囲む括弧等の記号を、それぞれ指定します。<rt>と<rp>は、<ruby>~</ruby>の中で子要素として使用します。
<rp>~</rp>の内容は、<ruby>タグに対応したブラウザでは無視されます。<ruby>タグに対応していないブラウザでは、 漢(かん)字(じ) のように表示されます。
■HTML4.01からHTML5へのバージョンアップによる変更点
<ruby>・<rt>・<rp>は、すでにInternet Explorer5以降で先行採用されていますが、HTML5では標準仕様となります。ただし、Ruby Baseの略でルビをふる対象となる文字本体を示す<rb>は採用されない予定です。HTML5では、<rb>タグは省略して<ruby>~</ruby>内に直接ルビベースを記述します。
■HTML5での使用例
[html]
<ruby>
漢<rt>かん</rt>
字<rt>じ</rt>
</ruby><br>
<ruby>
漢<rp>(</rp><rt>かん</rt><rp>)</rp>
字<rp>(</rp><rt>じ</rt><rp>)</rp>
</ruby>
[/html]