<i>…… 声や心の中で思ったことなど、他と区別したいテキストを表す
<i>タグは、声や心の中で思ったことなど、他と区別したいテキストを表す際に使用します。
分類学上の名称、専門用語、他言語の慣用句、思考の内容、船の名前、その他一般的に印刷される際にイタリック体となるようなテキストです。
その箇所が重要であるという意味や強調する役割はありません。
<i>を使用する際には、より適切な要素がないか検討することが推奨されています。
例えば、強勢する箇所を示す場合には<em>、用語の使用であることを定義する場合には<dfn>のほうが、<i>よりふさわしいでしょう。
■HTML4.01からHTML5へのバージョンアップによる変更点
i要素は、HTML 4.01ではテキストを斜体(イタリック)にすると定義されていましたが、HTML5では他と区別したいテキスト・印刷される際にイタリック体となるようなテキストを表すと変更されています。
■HTML5での使用例
[html]
<p>
ジョバンニは思わずかけよって博士の前に立って、
<i>ぼくはカムパネルラの行った方を知っていますぼくはカムパネルラといっしょに歩いていたのです</i>
と云おうとしましたがもうのどがつまって何とも云えませんでした。
</p>
[/html]